CAE 技術系

【超初心者向け】CAE構造解析は何から始めたらいい?

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この記事では『CAEを始める時に何から始めたらいい?』との疑問にお答えします。

ひさびさに本業の話を少し。在宅勤務が多くなってますますCAEの重要性が際立ってきますよね。なぜなら、実験や試作機を作る前にパソコンだけで事前見当が行えるからです。

計算してくれるのはPCなので、出社する必要もありません。だからこそ、CAEは重要なんですね。

そのうえ、開発費が削られている方も多いのではないでしょうか?少ない施策で製品を完成させろ!やCAEで試作検討を減らせないの?シミュレーションでパッと検討してよ!など、できそうなことから無理難題まで言われてますよね。

となると、話は単純で新人にCAEを覚えさせてよ!や設計職でも使えるCAEとかないの?と話がでるのは当然の流れです。

では、全くのド素人はどうやってCAEを覚えればいいでしょうか?そこのところを解説していきます。

基本方針:習うより慣れろ

基本は理論やらを覚える前に触ってください。

正直、理論だけ覚えたところで使えなきゃ意味はありません。まずは触って触って体で覚えるしかないのです。

実践演習がいい理由は、人は追い込まれたらやる気が出るから。言い換えれば、自分事になれば驚くような速度で新しい技術を身につけます。

例えば、スポーツでも対戦相手にこっぴどく負けた際には悔しくて自分の弱点を克服しようとひたすら練習します。服がダサい!といわれたら自分で調べるなり、友達に相談するなりしてセンスを磨こうとします。

CAEも同じなんですね。

理論をひたすら読んで本から入ってもCAEソフトは使えません。自作するなら別ですが…

実践に勝るものはないのです。

CAEの練習教材はどうする?既に実績のあるものがベター

プラン1:先輩の解析と同じものを練習教材とする

練習教材はいくつかありますが…やりやすいのは自分か先輩が既に実践したことがある系のもの。その結果を答えとして同じになるまでやってもらうのがいいでしょう。

レベルも3段階くらいに分けておくといいです。

例えば

Lv1:操作方法に慣れるための簡単なCAE
Lv2:基本的な解析手順
Lv3:ソフトの特殊な設定をする応用編

くらいです。

あなたがおこなうCAEがいつも複雑なものではないはずなので、あなたなりに難しさ別に例を分割してみてください。

プラン2:実験を教材としてCAEで再現実習する

実験とCAEを組み合わせてCAEの演習をすると身につく速度も速くなります。

なぜなら、実験結果とCAEの結果は簡単には一致しないからです。この経験を積むことはもう一つの利点があります。それは、CAEの結果は必ず正しいわけではないとわかることです。

CAE技術者が気を付けなくてはいけない点はCAE結果の妥当性です。計算さえしてしまえば、なんらかの数字がでてきます。この値が正しいのかを判断しなければいけません。

そのため、簡単な実験を再現する難しさを感じてもらうのもいいでしょう。

結果と合わない場合は、CAEの設定を考えるはずです。そうやっていじくりまわすうちに、様々な設定方法や操作方法を学んでいきます。

プラン3:ベンダーの初心者講習会を受講する

一番簡単なのはベンダーの講習会に出ること。

これだけで、最低限の基本操作は学べます。ただし、そこまでです。職場にあった解析は職場の解析内容を触るしかありません。

なぜなら、講習会用のサンプルは教えやすいように簡略化されているから。本当に基本操作の習得が目的になっているのです。

職場の課題やそれに合った解析方法や先輩に聞いて学ぶ。もしくはサポートに実施したい解析内容を相談して、操作方法の助言をもらうしかないのです。

CAEの操作だけは簡単に覚えられます。それをいかすには、いろんな解析をしてみるしかありません。

精神論:初心者にCAEを覚えてもらう悪魔の二択

覚えてもらう秘訣はもちろんあります。

それも、正攻法と奥の手の二つです。

自分の仕事と捉えてもらう

CAEはつまらない、難しいと一度感じると拒否反応が強く出てしまいます。

たとえば、シミュレーションは苦手やプログラミングはわからないなどとやる前から食わず嫌いの反応さえあるのです。

そんな状況でどうやったら覚えてもらえるか。

仕事を任せるしかないですよね。

やらされ仕事やルーチンワークほど、つまらないものはありません。それは、自分主導で動くのではなく作業としてやっているから。

この感覚をなくすには、自分の仕事と認識してもらいましょう。

あなたの業務だからやってね!ではなく、
この業務ができなければ仕事が進まなくなるから覚えて!くらいで業務を任されると一気に覚えようと努力し始めるのです。

結局、やらされるよりも自分でやるように仕向けるしかありません。

構造解析(CAE)技術者は転職にも有利と口説く

結局、自分ごとと捉えてもらうしか自分から上達してもらう方法はありません。それが一つ目の方法。

ふたつ目は単純。転職に有利だよ!と教えるだけです。

実際、私も転職サイトに登録しています。そこでは、CAE経験がもとに求人も数多く来ています。

それも、大手から中小まで様々です。

つまり、転職市場でもCAEスキルは需要あることを示しています。

今の会社のためではなく、将来の自分のスキルを身につけるためにCAEスキルを覚えてもらうとやる気と未来につながるのです。

ちなみ求人がひんぱんに届く転職サイトは理系に特化した就職支援サービスのウズウズdodaがおすすめですよ。

  • この記事を書いた人

だるまる

製造業のものづくりエンジニア|計算力学技術者固体1・2級|CAEと材料力学を武器に製品開発を実施|自分の中でのCAEの使い方・勘所を書きます

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